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染めない生活

50代で毛染めを止めました。

コンプレックスはビジネスになるらしい

4月26日の毎日放送ちちんぷいぷい」で、コンプレックスはビジネスになるという特集をしていました。

例として挙げられていたのは、ぽっちゃり女性を対象にした雑誌。表紙は渡辺直美さんでした。

部数は覚えていないのですが、雑誌の売れない今の時代に「上出来」と言われていたので、そこそこ売れているのでしょう。

 

そしてもう一つが、薄毛男性へのパーソナルプロデュースサービスを行う「カルヴォ」という会社でした。

 

カルヴォとは

 

カルヴォというのはイタリア語で「ハゲ」のことだそうです。

社長さんも当然薄毛男性です。

髪が気になりだしてからは育毛剤を使っていましたが、先が見えないことに疲れて全部剃ってしまったようです。そのとき、これはビジネスになるのではとひらめいたとか。

カルヴォではハゲの人対象に、カウンセリングやカリスマ店員による服選び、プロのカメラマンによる写真撮影などをして、お値段19,800円。

 

番組では薄毛男性がカリスマ店員と言われる人の「頭に視線を集めたくなければ、ネクタイの色を工夫すればいい」というアドバイスで、落ち着いたオレンジのネクタイを締めていました。

なるほど言われるとおり、頭が全然気になりませんでした。

それどころか明るい雰囲気になって、かっこよく見えたのは驚きでした。着るものって大事ですね。

 

追及するのも受け入れるのもビジネスになる

 

ぽっちゃり女性の雑誌にしてもカルヴォにしても、コンプレックスを矯正するのではなく、それを受け入れて魅力的に見せようとする方向でビジネスをしています。

女性は細くなくては、髪はふさふさしていなければ、という思い込みから解放されることで楽になる人もいるでしょうから、こうした動きは望ましいことだと感じます。

それにしても、理想像を追及する人相手にもビジネスをし、受け入れたい人相手にもビジネスをする。

何でもお金儲けにつながるのだなと感心半分、呆れる気持ち半分でした。

 
自分のコンプレックスは 

 

今の自分なら、どんなコンプレックスを持っているか考えてみました。

まずは白髪ですかね。ほとんど白い頭を普段は気にしていませんが、時には人目が気になることもあります。

しかし、仮に白髪専門のパーソナルプロデュースをしてくれるところがあっても、私はたぶん行かないでしょう。

なぜならお金がもったいないから。

人前に出るような仕事をしていれば別ですが、今の生活では白髪でも支障がないので。

ただ、毛染めを止めて日が浅い時、自分の頭を見ては落ち込んでいたような時にこんなビジネスがあると知ったら、もしかしたら行ったかもしれません。

 

久しぶりに「髪は増える!」を読み返した

30歳になる前から白髪が出て以来、ずっと毛染めを20数年続けてきました。

40代で髪のボリュームが減り、50代に入ってからつむじからの分け目に悩まされ、脂漏性皮膚炎になったことをきっかけに52歳で毛染めを止めました。

現在のところ、薄毛の悩みはありません。

20数年続けた毛染めをやめたことで、髪が回復しつつあるのだと思います。

 

毛染めを止める直接のきっかけは脂漏性皮膚炎になったことでしたが、その前に読んだ「髪は増える!」(山田佳宏 自由国民社)で毛染めの影響を知ったことも理由の一つです。

読んだときは、できるだけ本に書かれていることに従おうと思ったのですが、とりあえず薄毛が進行する恐れがなくなったことで、最近はすっかり内容を忘れていました。

この本に書かれている、髪を増やすために日常気を付けることをざっくり書いてみます。

 

・貧血、低体温、生理不順の人は、それらを治す。

・胃腸を丈夫にする。

・深い呼吸をする。腹式呼吸を朝昼晩に10回程度。

・白砂糖を減らす。清涼飲料水は飲まない。カルシウム不足を起こし、血糖値の急激な上下の原因になるので。

・1日60分歩く。理想は朝30分、昼30分、夜30分。

・シャワーだけでなく湯船に浸かる。

・湯シャン(シャンプーを使わずお湯だけで洗髪する)にする。

・頭皮の緊張をほぐして血流をよくするためにマッサージする(頭皮を柔らかくするためではない)。

・サウナに入る。

 

食生活についても細かく書かれています。

基本は「生食・未精製・一物全体食・酵素・発酵食品・手作り・減糖・季節」と、「ナトリウム・カリウム・カルシウム」の3つのミネラルバランスを考えた食習慣です。

ナトリウムは自然海塩、カリウムは野菜果物、カルシウムは小魚で摂ります。

また、煮干し・干しシイタケ・鰹節・だし昆布をミルで粉にし、出汁として使うことを勧めています。

 

こうしてみると、髪の話ではなく何かの健康法のようですね。

 
自分の日常を振り返ると

 

シャンプー、トリートメントやリンス、カラー剤は止めることができ、今でも続いています。

湯船に浸かる習慣は以前からありましたので、これは大丈夫。

歩くことも60分には届きませんが、まあできているほうでしょう。

胃腸は、エビオスを飲んでいるのでまあまあ順調。

最初は実践していたのにその後やめてしまったのは、発芽玄米を食べることです。

白砂糖は減らせていません。

出汁はミルは使っていませんが(酸化するのが嫌なので)、「だし名人」というティーバッグになったものを使っています。合成保存料、着色料、化学調味料は使っていないので安心です。

 

実践できていないものがいくつもあります。

時々読み返して、生活を見直すことが必要ですね。

噛むことの大切さ

4月22日の朝日新聞に、千葉市で行われた「朝日 健康・医療フォーラム2017」での専門家の意見が載せられていました。

運動の大切さや認知症の予防などについて語られていた中で気になったのは、「噛む」ことの大切さについてです。

 

噛むことは全身の健康とかかわる

食べる機能の摂取、飲み込む機能の嚥下など、口腔(こうくう)機能には全身の健康と深く関わっています。

それどころか、噛めなくなると認知症リスクが高まるという研究も報告されているそうです。

身体のためにはゆっくり噛んで食べることが大事です。

 

硬いものを奥歯で食べる時の食べ方

右奥歯→左奥歯→右奥歯→左奥歯→右奥歯→最後に舌の上でしっかり味わいます。

ゆっくり噛むことによる効果として、

・肥満につながる早食いの防止

・味覚の向上

・食事の楽しさの向上

・片噛みの防止

などが期待できます。

 

飲み込む力をつける訓練法

高齢になるにつれ、飲み込む力も衰えます。

猫背を止めて姿勢をよくするだけで、むせるのを防ぐことができます。

飲み込む力をつけるには、首を鍛えること。

口を最大限大きく開けて、10秒間保ちます。

1日につき5回を2セット行います。

 

私自身はまだ50代ですが、最近、飲み込んだものが喉の途中で引っかかって、苦しい思いをしたことが数回あります。

若い時にはそんなこと一度もなかったのにとショックでした。

高齢者になるのはまだ先のことだと思わないで、弱くなったと思ったときに対処したほうがいいだろうと思っています。

 

現代の食事は柔らかい

卑弥呼の時代の食事を再現したところ、食べるのに41分、平均咀嚼回数は2千回以上だったそうです。

一方、カレーライス、ブロッコリーのサラダ、ヨーグルトという現代のメニューでは、食べ終わるのに17分、咀嚼回数は1千回以下でした。

ここ50~60年の間に、日本人は炭水化物の摂取量が減り、脂肪が非常に増えているそうです。

 こうした食べ物の変化も、噛む力を弱くする原因になっているのですね。

 

噛む力を高める調理

調理の仕方を工夫することで噛む力を付けることができます。

 

・噛み応えのある食材を使う。筋繊維のしっかりした肉、ゴボウやタケノコなど繊維質の野菜、ホウレンソウなどの葉物野菜、キノコ類、海藻、乾物など。

・具材を大きく切る。カレーでもジャガイモやニンジンを大きめに切ると噛む量が増える。

・生で食べる。生のキャベツは10gあたり82回噛むが、さっと加熱すると50回、ポトフやロールキャベツだと約10回になる。

・汁を減らす。同じ食材でもエビフライなら10gあたり46回噛むが、チリソースだと28回。

 

子どもが小さいときに食べやすいようにと小さめに具材を切っていた癖が、私にはまだ残っています。

噛む力を鍛えるためにも、もっと意識して調理するようにしたいです。

歩くことの効能

歩くことが体にいいことは広く知られています。

ふくらはぎや太ももの筋肉はポンプ作用によって血液を心臓に送り戻し、体中の血流をよくします。

だから第二の心臓と呼ばれるのですね。

歩くことの効果は他にもあります。

 
いろんな願望や欲望が沸いてくる

歩き始めて15~20分するとベータエンドルフィンという脳内ホルモンが出てきます。

ベータエンドルフィンが出てくると、想像力が高まり、夢や希望やアイデアが出てきます。

気分がウキウキして「こんなことがしたい」「あれがほしい」「こんな人に出会いたい」などと次々に欲望が沸いてくるようになります。

 

次にセロトニンというホルモンが出てきます。

セロトニンは盛り上がりすぎた気分を少しクールダウンさせ、考えを地に付いたものにまとめる働きがあります。

 

ベータエンドルフィンやセロトニンがたっぷり出ていると、気分が高まり、物事を明るく楽天的に考えられるようになります。

 
「悪い思い」を吐き出す

一定リズムに乗った時の脳は、心の中でこだわっていることに集中するという習性があります。

例えば、失恋するとなかなか忘れられずに後を引きます。

引きこもったりヤケ酒を飲んだりして、脳は自分に起こった出来事を整理しようとします。

そんな時に歩くと、頭の中はそのことでいっぱいになります。

しかし、頭の中のストレスホルモンをブロックする快楽ホルモンが出るため、不要なものが出ていきます。

立ち直るのに3か月かかるところ、2週間で落ち込みから抜け出せるのです。

 
食欲が抑えられる

歩く習慣を始めると、レプチンというホルモン物質が分泌されます。

この脳内ホルモンは満腹中枢を刺激しますので、空腹感がなくなります。

また、体脂肪が燃焼しはじめると、ケトン対という化学物質が生じます。

この物質も空腹感を抑える働きがあります。

 
歩くときの注意点

だらだら歩きは止めて、リズムカルに足を進めましょう。

首はまっすぐ立てて背骨の上に置きます。

視線は前方の少し上の方に向け、できるだけ遠いところを眺めるようにします。

 

自分の夢や願望を考えたり、自由な発想を得ようとするなら、ひとりで歩くことがポイントです。

人と話したり音楽を聴きながら歩くと、自分の想像力が引きずられてしまうからです。

 

歩く回数は週に4日以上(歩かない日が3日以上続くと元に戻ってしまいます)。

最低でも15~20分は続けて歩きましょう。理想は60分(一度でなくても何回かに分けて歩く方法でもOK)。

歩く時間帯は朝がベストです。朝の光を浴びて歩くと、セロトニン神経が活性化します。

5か月ぶりの美容院

久々に美容院に行ってきました。

前回行ったのは、もう5か月前。嫌というほど伸びています。

今回は初めてのお店に行きました。

今まで7年ほど通った美容院は、毛染めを止めたことで美容師さんとの雰囲気が悪くなったのが理由で、通いづらくなりました。

行くたびに、今まで言われたことなかったシャンプーを勧められるし。

他にもちょっとあって、もう行かないと決めました。

 

でも新しいところだと、いろいろ説明しないといけないのではと正直気が重かったのです。

毛染めを止めた理由とか、脂漏性皮膚炎のこととか、シャンプーを使っていないこととか。

内心、心配しながら行ってきました。

 
心配いらなかった

一応、脂漏性皮膚炎になったことや、1年前に毛染めを止めたことなど話しましたが、ごくあっさりした説明で済みました。

シャンプーもしてもらいましたが、「頭皮をこすらないで」とお願いすると髪だけを洗ってもらえました。

帰宅後も頭皮が乾燥することもなく、かゆみも出ず、よかったです。

 

それと、家に帰ってから気づいたのですが、いつもなら着ていた服に切った髪の毛がたくさんついているのに、それが全然なかったのです。

首筋にタオルを巻いてケープをかけるというのは同じだったので、美容師さんの切り方によるものだと思います。

私はショートなので、首筋から短い毛が入るのは仕方ないことだと思っていましたが、人によるのですね。

今回してもらった美容師さんは、毛が入らないように気を付けてくれていたのかもしれません。

 

ヘアスタイルも満足いく仕上がりでしたし、次回もここに来ようかなと思いました。

 

気になる点

ただ、帰りがけに次回の予約をされました。

私、これが嫌なんですよ。

先のことなんかわからないし、予約の一週間前に確認の電話をかけられるのも嫌だし、なんか縛られる感じするし。

美容院は行きたくなったときに行きたいんですよね。

ずいぶん前に通っていた美容院も、行ったときに次回の予約をするというシステムに変わってから、それが嫌で店を変えたぐらいです。

 

まあこうやってお客を囲い込まないといけないのかもしれません。

自宅周辺はわりあい美容院が多いので、取り合いになっているのでしょうね。

今度の予約は3か月先にしてもらったので、他の店に行ってもいいし、もっと早くこの店に行ってもいいし、好きにできるんだから気にしないでおこうと思います。

 

 

とにかく頭も軽くなっていい気分です。

いつも思うように、こんなことならもっと早くに行っておけばよかった、と今回も思いました。

読書はなぜ必要なのか

大学生の読書時間0分が5割になったそうです。

本を読まない人が増えているんですね。

電車の中でも本や新聞を読んでいる人を見かけなくなりました。みんなスマホをいじっています。まあスマホで活字を読んでいる人もいるのかもしれません。

 

私自身は子どものころから本が好きで今でも好きですが、読書に興味がないという人が増えることについては、「そうだろうなあ」という感想しか持っていませんでした。

読書よりもっとおもしろいことはたくさんあります。

本を読むか読まないかは、あくまで本人の趣味の問題なのでは、という立場です。

読書を勧める人は多くいますが、読書が何に、どう役立つのかを、納得行くように説明できる人はあまりいないのではないでしょうか。

人の立場に立って考えることができるようになるとか、自分の知らない世界を経験できるとか言われますが、自らを振り返ってみると、首をかしげたくなります。

4月16日付朝日新聞で、歌人穂村弘が読書はなぜ必要なのかについて書いていました。

 
読書なしでも生きていける

 

穂村氏は、読書は楽器やスポーツと同じく趣味の範囲で、なくても生きていけるものだと認めています。

しかし、「読んでも読まなくてもいい」という考えには不安と戸惑いを覚えると言っています。

なぜなら読書は言葉と密接にかかわっているから。

 
内なる世界像

 

例えば映画やドラマで、「実はお前は私がお腹を痛めた子じゃないの」とか「お前たちは血を分けた兄弟なんだ」と告げられた人がショックを受けるシーンがあります。

この場合、事実を告げる前と告げた後では血のつながりやDNAが変化したわけではないので、言葉で覆ったのは世界そのものではなく、ショックを受けた人の心の中の世界像です。

穂村氏はこれを、蜘蛛と糸と巣の関係に例えています。

蜘蛛が自分の糸だけで編んだ巣の上で生きているように、我々も自らの内なる言葉が作り出した世界像の上で生きているのではないか、と。

 

つまり、人間は言葉の介在無しに世界そのものを直に感じることはできないんじゃないか

 

本は言葉の、他者の世界像の塊であるがゆえに、読書に特別な意味を見出すのだと結論づけています。

 

言葉によってしか人は世界を感じることはできないし、他者の考えを知り、自分との違いを感じることもできない、ということだと思います。

実際の人とのかかわりにおいて、密接な関係を持つことができる相手は数が限られています。その点、本を通してなら、時間も、住んでいる地域も飛び越えることができます。

ただ、そのためには良書を読むべきだと思います。

白髪という言葉の響き

白髪のことを英語でグレイへアと言うそうです。

これを、とても素敵な呼び方だと言っている新聞の投稿を読んだことがあります。

投稿した人は確か60代の女性でしたが、グレイヘアという呼び方がもっと一般的になればいいと書いていたように思います。

私はこれを読んだとき、英語では白髪であってもグレイヘアと呼ぶことを知らなかったので、グレイは灰色なんだから、いわゆるごま塩頭のことを指すんだと思っていたのです。

でも違うんですね。

白でもグレイと呼ぶそうです。

 

でも考えてみれば、白と黒の間には無数のグレイがあるわけです。

ほとんど黒のグレイ。ほとんど白のグレイ。

一本でも黒い毛が残っていればグレイヘアと呼んでおかしくないのかもしれません。

 
「白髪」でもいいと思う

 

でも、そんなに白髪という言葉に抵抗があるものでしょうか。

投稿者はきっと若々しくて元気な人なんでしょう。

年寄りを思わせる言葉には敏感なのかもしれません。

私自身は「白髪頭」に抵抗はありません。

このブログでも「グレイへア」ではなく「白髪」を使っています。

でもそれは、私がまだ50代だからなのかもしれませんね。

髪は白いけれども、本当の年齢はまだ50代という意識があるため抵抗ないのかもしれません。

 
「白髪の人」はお年寄り

ところで、ネット上には無料画像がたくさんありますね。

ここで白髪の人を探すと、高齢者そのものの写真ばかりが出てきます。

やっぱり白髪は老人なんですね。

パリのグレイヘアの女性を取材した写真集を本屋で見たこともありますが、50代の人はとても少なかったように記憶しています。

パリですらそうですもんね。

やはり女性は染めて当然と思われているのでしょう。

でもこんな写真集が出版されるようになっただけ、少しは変わってきているようです。

 
白髪もきれいですよ

私は顔まわりがほとんど白で、そのほかは白に近いグレイです。

今のところ、染めずにこのままの髪でいこうと思っています。

家の鏡を見た時、たまに「きれいだな」と思うときがあるんですよ。

ヘアスタイルがいいとか、おしゃれっぽいという意味ではなく、髪の色がです。

白っぽい髪に照明が当たってつやつや光っているのです。

夫や息子には「白髪がきれい」だと言われたことはあります。

息子はまさか白髪きれいに見えるなんて思いもしなかった、というニュアンスで言っていましたっけ。

自分の髪を見てきれいだと思ったとき、人が褒めてくれたときは、しっかりそのことを心にとどめておくようにしています。

必要以上に自分の髪を卑下しないためにも、そういったことを覚えていたいのです。