染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

口ぐせで人生を変える

悪い口ぐせを改め、よい口ぐせを習慣化することで人生を好転させることができると、「自分を変える魔法の「口ぐせ」」(佐藤富雄 かんき出版)には書かれています。

口ぐせ一つで? 

にわかには信じがたい話ですが、科学的な裏付けがあるそうです。

 

古い脳と新しい脳 

 

人の身体はものを食べたら消化吸収し、取り込んだ酸素とで燃焼という反応を起こすなど化学反応を起こします。

こうした化学反応の調整機能を司っているのが自律神経で、その中枢は大脳辺縁系という、「古い脳」とも「動物脳」とも言われるところです。

脳の一番外側にある大脳新皮質は、思考・判断・記憶などを司り、「新しい脳」と言われています。

この二つの脳を結びつけるのは、新しい脳による想像の力です。

梅干しを想像しただけで唾液が出てくるというように、想像上のことでも体は反応します。

 

そして、自律神経系は、特に言葉に対して最も強く反応します。

否定的な言葉で不安や心配を語っていると、ストレスがたまって望ましくない現実を招きます。

反対に、常に肯定的な言葉を使っていると、自律神経を活性化し、心身ともに快調を保てるようになります。

今の私たちの生活は過去の口ぐせの産物であるということです。

 

新しい自己像の確立

 

自分はこんな人間であるという思い込みが、今の自分を作っています。

金銭観、仕事観、異性観、恋愛・結婚観など、それらすべては思い描いた通りに現実化します。

その人が考えた通りのレベルでしか到達しないのです。

それを超えたいと思うなら、大きな望みを抱き、よりすばらしい自己像を思い描くことです。

 
想像体験

 

こうありたいと思う自分の姿、やってみたいこと、欲しいもの、達成したい目標など、本気で望み、かなえたい願望は想像体験します。

想像体験とは、まるで映画の1シーンのようにリアルに思い描くことです。

ただ想像するだけでなく、言葉にして言ったり、書いたりした方が効果があります。

その想像が「快」であればあるほど、快楽ホルモンが多量に分泌され、いい気分とやる気を高めます。

想像の内容が明確な目的・目標のメッセージとして大脳に伝わると、脳に組み込まれている脳神経システムが、その望みを実現させるために稼働し始めるのです。

 

目的・目標を文章にする

 

理想の自己像、将来の目標、欲しいものなどをすべて書き出し、文章にしましょう。

自分なりの成功キーワード(お金に縁がある、運がいい、人生はよくなる一方だ、など)をつなげて文章化します。

そして声に出して読むことで、一層効果が高くなります。

 

 

 

「やまと尼寺精進日記」 尼寺のお花見

Eテレ「やまと尼寺精進日記」が月一の放映になったようです。

4月30日は「卯月たけのこ お花見ピクニック」でした。

 

お寺ではキノコを自家栽培したり、食べられる食材を山から採ってきたり、里からいただいた野菜などで生活しているようです。

考えようによっては不安定な生活だと思うのです。

里の人たちがいつも充分なものをくれる保証はないし(あるのか?)、山の恵みも天候に左右されるだろうし。

でも、どんな料理を作ろうかと考え中の住職、副住職、お手伝いのまっちゃんたちからは、そんな不安や心配はまったく感じられません。

いつも笑顔で毎日を楽しんでいる様子が感じられます。

いただいた筍を新鮮なうちに料理しようと浮足立つところも、なんだか微笑ましいくらい。

この余裕は信心ゆえなのでしょうか?

 

里の人とお花見

 

今回は筍を使ったちらしずしや、筍の団子、木の芽和えなどを作って、里の人達とのお花見です。

途中で野草を摘みながら、待ち合わせの場所へ。

そこでなんと摘んできた野草を天ぷらにするのです。

外で天ぷら!

里の女性がこの辺ではよくすると言っていたので、珍しいことではないのかも。

摘みたての野草の天ぷら、どんな味なんでしょう。

 

そして「女子会にはスイーツが必要だから」と言う副住職さんが作ったお菓子は、いただきもののキンカンの中にチョコやクリームチーズを入れたもの、キンカンのパイなど。

 

和気あいあいとしたお花見を見ていて私が思ったことは、「寄り道しないで早く待ち合わせの場所へ行けばいいのに」なんてことでした。

でも天ぷらにするものを調達しながら行くわけなので、〇時に開始、なんていうきっちりとしたものではないのでしょう。

それに、天ぷらのあと、残った和え衣や使った油はどうやって持って帰るんだろうという、番組の本筋とは関係のないことが気になるのです。

だんどりや後片付けの手間が気になって、肝心のお花見を十分楽しめないタイプとでもいいましょうか。

カンパーイなんて楽しくやっている「女子」たちを見ていると、暮らし方というか、生活への向き合い方というか、何かを変えなくてはいけないなと感じます。

 

桜を植樹

 

住職さん達は4年前から毎年桜の木を植えているそうです。もう200本を超えたとか。

10年後、植えた桜が花を咲かせるようになったら、お寺までの道や階段づくりに協力してくれた人たちと一緒にお花見をすることを楽しみにしている住職さん。

 

時間の流れにゆったりと身を任すような暮らし方を、少しは見習いたいものです。

 

 

毛染めを止めた80代母のその後

40年以上毛染めを続けた80代の母が「もう染めるのは止めた」と言って6か月。

今はどんな状況なのか、先日会ったとき聞いてみました。

 
今の髪の状態 

 

薄毛になっている母は、外出時にはウイッグをつけます。

すっぽりかぶるタイプではなく、一部分だけの載せるタイプらしいです。

黒いウィッグの隙間から伸びてきた白髪が見え、白いためにハゲているように見えるのが悩みだとか(実際薄くなっている部分もあるのです)。

そのため、せっかくやめた毛染め(ヘアマニキュア)をまたやってもらったそうです。

美容師さんには、すっぽり被るタイプのウィッグを勧められたとかで、今度選んでみると言っていました。

 

「大丈夫。きっと髪が十分に生えてくるよ」と励ましたのですが、「そうかなあ」といつになく弱気でした。

毛染めを止めて半年くらいだと、白髪と他の悩みごと(薄毛とか)が合わさって、結構なストレスになるころです。

帽子やウィッグなどで簡単に外で出かけられるようにしたほうがいいですね。

一旦止めた毛染め(マニキュアであっても)をまたやったり、ヘッドスパとかトリートメントとか、あんまり頭皮をいじらないようにしたほうがいいよ、と注意しようとしたのですが、あまりうるさく言うのもどうかと黙っていることにしました。

 
母の買い物 

 

ところで、母はよく出歩くのでスニーカーを愛用しています。

今はいているリーボックが古くなってきたとかで、次に履く靴を探してもう数か月。

ネットの買い物はしませんので、自分が出かける範囲の靴屋というと限られてきます。

その中で、あまり派手なのは嫌、柔らかいものがいいなど、結構ごちゃごちゃ好みがあるようです。

 

私と会った時もある靴屋でためし履きを何度も繰り返し(店員さん、ありがとう)、ようやく気に入ったニューバランスを買いました。

「いいのが買えてよかった。さっそく明日履いて行くわ」と嬉しそうでした。

 
欲望が長生きの秘訣? 

 

母を見ていると、「〇〇が欲しい」「~したい」という欲望をしっかり持っていることが元気で長生きのヒケツかなと思います。

 

そう言えば昔、95歳で亡くなった祖母は、90を超えたころに「顔のシワが取れるクリームがあるなら10万円出しても買いたい」と言ったとかで、母が呆れていました。

その話を聞いたときも、こういう気持ちがあるからこそおばあちゃんは元気なんだろうと納得したものです。

 

そして母は私に対して「買い物につきあってくれてありがとう」のひとことを忘れませんでした。

人間関係で大事なところは、たとえ娘であってもきっちり押さえる母に感心しました。

 

 

コンプレックスはビジネスになるらしい

4月26日の毎日放送ちちんぷいぷい」で、コンプレックスはビジネスになるという特集をしていました。

例として挙げられていたのは、ぽっちゃり女性を対象にした雑誌。表紙は渡辺直美さんでした。

部数は覚えていないのですが、雑誌の売れない今の時代に「上出来」と言われていたので、そこそこ売れているのでしょう。

 

そしてもう一つが、薄毛男性へのパーソナルプロデュースサービスを行う「カルヴォ」という会社でした。

 

カルヴォとは

 

カルヴォというのはイタリア語で「ハゲ」のことだそうです。

社長さんも当然薄毛男性です。

髪が気になりだしてからは育毛剤を使っていましたが、先が見えないことに疲れて全部剃ってしまったようです。そのとき、これはビジネスになるのではとひらめいたとか。

カルヴォではハゲの人対象に、カウンセリングやカリスマ店員による服選び、プロのカメラマンによる写真撮影などをして、お値段19,800円。

 

番組では薄毛男性がカリスマ店員と言われる人の「頭に視線を集めたくなければ、ネクタイの色を工夫すればいい」というアドバイスで、落ち着いたオレンジのネクタイを締めていました。

なるほど言われるとおり、頭が全然気になりませんでした。

それどころか明るい雰囲気になって、かっこよく見えたのは驚きでした。着るものって大事ですね。

 

追及するのも受け入れるのもビジネスになる

 

ぽっちゃり女性の雑誌にしてもカルヴォにしても、コンプレックスを矯正するのではなく、それを受け入れて魅力的に見せようとする方向でビジネスをしています。

女性は細くなくては、髪はふさふさしていなければ、という思い込みから解放されることで楽になる人もいるでしょうから、こうした動きは望ましいことだと感じます。

それにしても、理想像を追及する人相手にもビジネスをし、受け入れたい人相手にもビジネスをする。

何でもお金儲けにつながるのだなと感心半分、呆れる気持ち半分でした。

 
自分のコンプレックスは 

 

今の自分なら、どんなコンプレックスを持っているか考えてみました。

まずは白髪ですかね。ほとんど白い頭を普段は気にしていませんが、時には人目が気になることもあります。

しかし、仮に白髪専門のパーソナルプロデュースをしてくれるところがあっても、私はたぶん行かないでしょう。

なぜならお金がもったいないから。

人前に出るような仕事をしていれば別ですが、今の生活では白髪でも支障がないので。

ただ、毛染めを止めて日が浅い時、自分の頭を見ては落ち込んでいたような時にこんなビジネスがあると知ったら、もしかしたら行ったかもしれません。

 

 

 

久しぶりに「髪は増える!」を読み返した

30歳になる前から白髪が出て以来、ずっと毛染めを20数年続けてきました。

40代で髪のボリュームが減り、50代に入ってからつむじからの分け目に悩まされ、脂漏性皮膚炎になったことをきっかけに52歳で毛染めを止めました。

現在のところ、薄毛の悩みはありません。

20数年続けた毛染めをやめたことで、髪が回復しつつあるのだと思います。

 

毛染めを止める直接のきっかけは脂漏性皮膚炎になったことでしたが、その前に読んだ「髪は増える!」(山田佳宏 自由国民社)で毛染めの影響を知ったことも理由の一つです。

読んだときは、できるだけ本に書かれていることに従おうと思ったのですが、とりあえず薄毛が進行する恐れがなくなったことで、最近はすっかり内容を忘れていました。

この本に書かれている、髪を増やすために日常気を付けることをざっくり書いてみます。

 

・貧血、低体温、生理不順の人は、それらを治す。

・胃腸を丈夫にする。

・深い呼吸をする。腹式呼吸を朝昼晩に10回程度。

・白砂糖を減らす。清涼飲料水は飲まない。カルシウム不足を起こし、血糖値の急激な上下の原因になるので。

・1日60分歩く。理想は朝30分、昼30分、夜30分。

・シャワーだけでなく湯船に浸かる。

・湯シャン(シャンプーを使わずお湯だけで洗髪する)にする。

・頭皮の緊張をほぐして血流をよくするためにマッサージする(頭皮を柔らかくするためではない)。

・サウナに入る。

 

食生活についても細かく書かれています。

基本は「生食・未精製・一物全体食・酵素・発酵食品・手作り・減糖・季節」と、「ナトリウム・カリウム・カルシウム」の3つのミネラルバランスを考えた食習慣です。

ナトリウムは自然海塩、カリウムは野菜果物、カルシウムは小魚で摂ります。

また、煮干し・干しシイタケ・鰹節・だし昆布をミルで粉にし、出汁として使うことを勧めています。

 

こうしてみると、髪の話ではなく何かの健康法のようですね。

 
自分の日常を振り返ると

 

シャンプー、トリートメントやリンス、カラー剤は止めることができ、今でも続いています。

湯船に浸かる習慣は以前からありましたので、これは大丈夫。

歩くことも60分には届きませんが、まあできているほうでしょう。

胃腸は、エビオスを飲んでいるのでまあまあ順調。

最初は実践していたのにその後やめてしまったのは、発芽玄米を食べることです。

白砂糖は減らせていません。

出汁はミルは使っていませんが(酸化するのが嫌なので)、「だし名人」というティーバッグになったものを使っています。合成保存料、着色料、化学調味料は使っていないので安心です。

 

実践できていないものがいくつもあります。

時々読み返して、生活を見直すことが必要ですね。

 

 

噛むことの大切さ

4月22日の朝日新聞に、千葉市で行われた「朝日 健康・医療フォーラム2017」での専門家の意見が載せられていました。

運動の大切さや認知症の予防などについて語られていた中で気になったのは、「噛む」ことの大切さについてです。

 

噛むことは全身の健康とかかわる

食べる機能の摂取、飲み込む機能の嚥下など、口腔(こうくう)機能には全身の健康と深く関わっています。

それどころか、噛めなくなると認知症リスクが高まるという研究も報告されているそうです。

身体のためにはゆっくり噛んで食べることが大事です。

 

硬いものを奥歯で食べる時の食べ方

右奥歯→左奥歯→右奥歯→左奥歯→右奥歯→最後に舌の上でしっかり味わいます。

ゆっくり噛むことによる効果として、

・肥満につながる早食いの防止

・味覚の向上

・食事の楽しさの向上

・片噛みの防止

などが期待できます。

 

飲み込む力をつける訓練法

高齢になるにつれ、飲み込む力も衰えます。

猫背を止めて姿勢をよくするだけで、むせるのを防ぐことができます。

飲み込む力をつけるには、首を鍛えること。

口を最大限大きく開けて、10秒間保ちます。

1日につき5回を2セット行います。

 

私自身はまだ50代ですが、最近、飲み込んだものが喉の途中で引っかかって、苦しい思いをしたことが数回あります。

若い時にはそんなこと一度もなかったのにとショックでした。

高齢者になるのはまだ先のことだと思わないで、弱くなったと思ったときに対処したほうがいいだろうと思っています。

 

現代の食事は柔らかい

卑弥呼の時代の食事を再現したところ、食べるのに41分、平均咀嚼回数は2千回以上だったそうです。

一方、カレーライス、ブロッコリーのサラダ、ヨーグルトという現代のメニューでは、食べ終わるのに17分、咀嚼回数は1千回以下でした。

ここ50~60年の間に、日本人は炭水化物の摂取量が減り、脂肪が非常に増えているそうです。

 こうした食べ物の変化も、噛む力を弱くする原因になっているのですね。

 

噛む力を高める調理

調理の仕方を工夫することで噛む力を付けることができます。

 

・噛み応えのある食材を使う。筋繊維のしっかりした肉、ゴボウやタケノコなど繊維質の野菜、ホウレンソウなどの葉物野菜、キノコ類、海藻、乾物など。

・具材を大きく切る。カレーでもジャガイモやニンジンを大きめに切ると噛む量が増える。

・生で食べる。生のキャベツは10gあたり82回噛むが、さっと加熱すると50回、ポトフやロールキャベツだと約10回になる。

・汁を減らす。同じ食材でもエビフライなら10gあたり46回噛むが、チリソースだと28回。

 

子どもが小さいときに食べやすいようにと小さめに具材を切っていた癖が、私にはまだ残っています。

噛む力を鍛えるためにも、もっと意識して調理するようにしたいです。

 

 

歩くことの効能

歩くことが体にいいことは広く知られています。

ふくらはぎや太ももの筋肉はポンプ作用によって血液を心臓に送り戻し、体中の血流をよくします。

だから第二の心臓と呼ばれるのですね。

歩くことの効果は他にもあります。

 
いろんな願望や欲望が沸いてくる

歩き始めて15~20分するとベータエンドルフィンという脳内ホルモンが出てきます。

ベータエンドルフィンが出てくると、想像力が高まり、夢や希望やアイデアが出てきます。

気分がウキウキして「こんなことがしたい」「あれがほしい」「こんな人に出会いたい」などと次々に欲望が沸いてくるようになります。

 

次にセロトニンというホルモンが出てきます。

セロトニンは盛り上がりすぎた気分を少しクールダウンさせ、考えを地に付いたものにまとめる働きがあります。

 

ベータエンドルフィンやセロトニンがたっぷり出ていると、気分が高まり、物事を明るく楽天的に考えられるようになります。

 
「悪い思い」を吐き出す

一定リズムに乗った時の脳は、心の中でこだわっていることに集中するという習性があります。

例えば、失恋するとなかなか忘れられずに後を引きます。

引きこもったりヤケ酒を飲んだりして、脳は自分に起こった出来事を整理しようとします。

そんな時に歩くと、頭の中はそのことでいっぱいになります。

しかし、頭の中のストレスホルモンをブロックする快楽ホルモンが出るため、不要なものが出ていきます。

立ち直るのに3か月かかるところ、2週間で落ち込みから抜け出せるのです。

 
食欲が抑えられる

歩く習慣を始めると、レプチンというホルモン物質が分泌されます。

この脳内ホルモンは満腹中枢を刺激しますので、空腹感がなくなります。

また、体脂肪が燃焼しはじめると、ケトン対という化学物質が生じます。

この物質も空腹感を抑える働きがあります。

 
歩くときの注意点

だらだら歩きは止めて、リズムカルに足を進めましょう。

首はまっすぐ立てて背骨の上に置きます。

視線は前方の少し上の方に向け、できるだけ遠いところを眺めるようにします。

 

自分の夢や願望を考えたり、自由な発想を得ようとするなら、ひとりで歩くことがポイントです。

人と話したり音楽を聴きながら歩くと、自分の想像力が引きずられてしまうからです。

 

歩く回数は週に4日以上(歩かない日が3日以上続くと元に戻ってしまいます)。

最低でも15~20分は続けて歩きましょう。理想は60分(一度でなくても何回かに分けて歩く方法でもOK)。

歩く時間帯は朝がベストです。朝の光を浴びて歩くと、セロトニン神経が活性化します。