染めない生活

50代で毛染めを止めました。

80代の母が毛染めを止めた理由


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私の母は84歳になります。

40歳くらいからずっと白髪染め(白髪染め、ヘアマニキュア、ヘナと変わりはしましたが)をしてきて、40年あまり髪を染めてきました。

 

その母が、「もう毛染めは止める」と言い出しました。

さすがに年を取って毛染めがしんどくなったのかと思ったら、違いました。

美容院で見かけた人

母の行きつけの美容院で、髪のフサフサしたお客さん(70代)を見かけたそうです。

その人が帰ってから美容師さんに、

「今の人、髪がたっぷりあっていいわね」

と言ったそうです。すると美容師さんは、

「あの方は2年前に毛染めを止めたから髪質が変わって、髪の毛が太くなったんですよ」

と言ったとか。

毛染めをやめると髪は太くなるの?と聞いたところ、「なりますよ」との答えだったそうです。

美容師さんの正直な言葉

毛染めがよくないなら、もっと早くに言ってくれればよかったのに、と母が言ったところ、美容師さんは、

 「私たちはやっぱり商売ですので、染めていただいた方が儲かるんです」

と答えたそうです。

正直な言葉ですね。

母と美容師さんは何十年の付き合いですから、こういう会話が成り立つのでしょう。

普通は、毛染めをしてくれるお客さんに、染め続けると髪が薄くなるのでやめたほうがいいですよとは言いません。

売り上げが下がってしまいますから。

 

それはわかりますが、お客のほうから染めるのを止めたいと言い出したときには、できればその気持ちに寄り添ってもらいたいなと思います。

そのほうが、結果的にお客と長い信頼関係を持つことができると思うのですが。

 

母の担当の美容師さんは、毛染めを止めたいと言い出した母の気持ちを受け入れ、1年我慢すれば白髪に移行できると言ったそうです。

それでも、「カットにはこまめに来てくださいね」と念押しすることは忘れなかったようです。

年をとっても髪は大事

母は70歳を超えてからウィッグを購入し、外出時にはつけています。

私は自分が毛染めを止めたとき、母には勧めませんでした。

行きつけの美容院に通い、馴染みの美容師さんとおしゃべりすることも楽しみの一つだろうと思っていたからです。

 でも、やっぱり薄いことが嫌だったんですね。

もうちょっと髪のことについて、話を聞いてあげればよかったかもしれません。

少なくなった母の髪の毛を見ていると、悲しくなります。

80歳を過ぎて毛染めを止めることで、どれほど回復につながるかはわかりませんが、できるだけ応援しようと思っています。