染めない生活

50代で毛染めを止めました。

育児終了後の時間の使い方

子どもが大きくなって、これからどんなふうに過ごせばいいのか考えます。

生きがいだと感じられることができれば一番いいのでしょうが、簡単には見つかりません。

 

12月7日の朝日新聞の夕刊に、20年以上にわたってアフガニスタンに支援を続けてきた、西垣敬子さんのことが載っていました。

42回も渡航して続けてきた活動で、アフガン政府から表彰を受けたそうです。

西垣さんの活動

大学で仏教美術史を学んだ西垣さんは、子育てがひと段落した1993年にアフガン内戦の写真展を見て衝撃を受け、NGO「宝塚・アフガン友好協会」を作ります。

日本での寄付金をもとにミルクを届けたり、ミシン30台を買って難民キャンプで洋裁教室を開いたり、孤児院や病院を訪ね歩いて支援を続けました。

タリバーン政権崩壊後は、大学に戻る学生のために壊れた椅子や机を直し、女子学生が通学できるようトイレや浴室、台所付きの寮を整えています。

タリバーンのテロが増えて以降は活動が困難になったため、カブールの絵画教室で描かれた細密画を日本で紹介し、売り上げを作者に届ける支援をしています。

81歳の西垣さんは「アフガンの文化を守る美術専攻の学生が、卒業後も活躍できる場を作りたい。まだ、くだばるわけにはいきません」と言っているそうです。

そこまでできる熱意の源は

長く活動を続ける間には、おそらくいろんなことがあったと思います。

無力感に苛まれたり、腹が立ったり投げ出したくなったりしたこともあるのではないでしょうか。

それでも20数年も続けられた理由はなんなのでしょう。

必要とされているから?

自分がやらないと、という使命感から?

それとも、目の前にある必要なことをしてきただけなのでしょうか。

自分の生きがいのため、という気持ちから始めたことではないでしょうね。

 活動の根っこにある気持ちはなんなのか、知りたいと思います。

人のため、という視点

中年期以降の生き方の本には、ボランティア活動を勧めているものがあります。

私などは、自分や家族のことだけで手一杯なのに人さまのことまできるわけない、などと思ってしまいます。

でも、西垣さんの生き方を読むと、人のために生きるのは大変そうだけど、充実していて、かつ、生きがいにもなっているだろうということは想像できます。

 

自分の楽しみだけに時間を使っている人より、西垣さんのほうが苦労も多いけれど幸福度も高いような気がします。

自分(や家族)のことだけ考えていては自分自身も幸せになれないのでしょう。

これからの人生を考えるとき、人のため、社会のためという視点を持つ必要があると気付かされました。

 

 

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