染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

日本の暮らしをもっと知る


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この年になっても、未だに日本の暮らしについてちゃんと知っているとは言えません。

若い頃は小説でも映画でも音楽でも、海外の物ばかりに興味を持っていました。

日本のものなんてなんだかダサいと思っていたのです。

 

子どもを産んでからは昔は好きだった海外のものに接すること自体が減っていったのですが、日本の風習やしきたりなどには相変わらず疎いままです。

それを何とかしたいと思って注目したのが七十二候です。

 
七十二候とは

 

太陽の運行をもとに、1年を二十四に分けたのが「二十四節季」です。

立春だとか春分だとか、天気予報でもよく聞く言葉ですね。

この二十四節季の1つの節季をさらに3つに分けたのが「七十二候」です。

5日ごとに「初候」「次候」「末候」となり、それぞれの季節を短い言葉で表しています。

 

例えば1月5日から19日までは小寒です。

この時期を七十二候で言うと、

初候は「芹乃栄(せり、すなわちさかう)」水辺でセリが生え始めるころ。

次候は「水泉動(しみず、あたたかをふくむ)」地中で凍った泉の水が溶けて動き始める。

末候は「雉始雊(きじ、はじめてなく)」雉のオスがメスに対して鳴くころ。

となります。(参考「にっぽんの七十二候」(枻出版社))

 

うーん。ピンときません。

やっぱり自然と切り離された生活をしているからでしょう。

今がそういう生活なのではなく子どものころからなので、記憶を探って見ても何も残っていない感じです。

セリが生えているところを見たこともないし、雉の鳴き声も思い出せません。

昔の人は自然とともにあり、少しの変化にも敏感だったのですね。

 

この時期の食べ物と言うと七草粥でしょうか。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七草ですが、情けないことに見て分かるものはひとつもありません。

今はスーパーに行けばパックになって売っているし、フリーズドライなどもある時代。便利な反面、どんどん知識としてはなくなっていきそうです。

 

野菜でも果物でも、一年中出回っているものも多く、旬がいつなのかわからないものもあります。

わからなくても日は過ぎていきます。

それでも、今まで無関心だった日本人としての生活を、少しづつでも知っていきたいと思うようになりました。

若いころに外国に憧れていた自分を否定しようとは思いませんが、血の中に流れているのはやはり日本人としてのDNAなのでしょう。

暦を意識し、自然を少しでも感じる生活をしたいと思います。