読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

染めない生活

50代で毛染めを止めました。

「ダメをみがく」を読んだ

「ダメをみがく」は芥川賞作家の津村記久子深澤真紀との対談集です。

サブタイトルに「”女子“の呪いを解く方法」とあって、とても面白く読みました。

津村さんの生活ぶりの一端が見えて、ファンとしては楽しい本です。

ダメな人はダメなりに、こんな風にやれば何とかやっていけるよ、というダメな2人(だそう)が自分たちの経験から出たあれこれをしゃべっています。

雑念をつぶす工夫

余計なことを考えない、そのための工夫として津村さんはスペイン語とドイツ語、なぜかノルウェー語もやっているとか。感情的なものがないから、というのが理由だそうです。

頭の中で回る歌を集めたり、あるスポーツ選手のお尻が大きいことを頭の中で歌ったり(しかし本当はその選手のお尻は大きくない)、そうして「将来」「老後」「このままでいいのか」とか、無駄な妬みなどを締め出すのだそう。

 

私の場合は「将来」や「老後」よりも、過去の嫌な出来事を思い出すことが多くて、それに蝕まれる感じがあります。

あまりにもどうでもいいこと(でも私にとっては嫌なこと)を日課のように思い出すので、そんなに毎日ヒマなのかとか、脳の一部が老化してしまっているのではとか、ろくでもないことを考えてしまいがちです。

歌で埋めるというのはいいかもしれません。

深澤さんは家で仕事しているので、とにかく家を離れるのが大事と言っています。

やっぱり外に出るべきですね。気をつけよう。

すっきりするには

深澤さんは記帳したり電球を変える、津村さんは洗濯するとすっきりするそう。

本当はやりたくないけど、やらなくてはいけない日常のことを片付けると気分が落ち着くということかも。

二人とも、自分をだましだまし、うまく動かそうとしています。

パソコンのフォントを変えたり。

二人ともメイリオを絶賛しています。私も思わず変えました。確かに読みやすいですね。

モンブランのインク瓶はテンションあがる形!とか、ビクーニャってすごい!とか(ビクーニャは書き心地の軽い油性ペンのことだそうですよ)、熱く語っています。

「カレーおいしそう」

津村さんは読者からの感想として「カレーおいしそう」と言われたことがあるそうです。

「ワーカーズ・ダイジェスト」という小説に主人公がサンマルコでカレー食べるところが出てくるのです。

私が思ったのはカレーのトッピングになすびは合うのか、おいしいのか、食べてみたいということ。まだ食べてませんが。

私は津村さんのファンなので津村さんのことばかり書きましたが、深澤さんもおもしろいこといっぱい言っています。深澤さんのほうが言うことはおもしろいかも。