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染めない生活

50代で毛染めを止めました。

星野源「そして生活はつづく」

50代からの暮らし

去年ヒットしたドラマに「逃げるは恥だが役に立つ」がありましたね。

出演していた星野源のことはこのドラマで初めて知ったのですが、津崎平匡という役柄にぴったりの人だと感心しました。

私の中では星野源=津崎平匡になってしまったので、その後、音楽番組で笑顔で歌っている彼を見た時には妙に違和感を感じたほどです。

 

エッセイを読んでみた

「そして生活はつづく」(文春文庫)を買ったのは、本屋で目立つところに平積みされていたからです。

本に気が付いてしばらくは、「いや別にファンじゃないし」と思っていたのですが、拾い読みしてみるとおもしろそうなので買うことに。

そしてまた、ドラマや歌とは全然違った印象を受けました。

 

読み終わってみると、小学校のときにう〇こをもらしたとか、その手の話が多かったように感じます。

そんな話ばかりではないのに、なぜか印象に残っているのは、「あんな人気ドラマに出た俳優がこんな人だったなんて」という驚きがあったからかも。

お腹が弱いそうで、いろいろ苦労もされています。

芝居で1時間50分裸の役をしたことがあるそうですが、お腹が痛くならないように1日あんぱん1個でしのいだとか。

お腹が弱い私にはとてもおそろしい話です。あんぱんではなく、1時間50分裸のほうです。読んだだけで冷えてきそう。

他にも、ある作品に出たときには苦手なあるスポーツを訓練する合宿に参加し、口内炎を20個ほども作ったとか。

 

曲も作り役者もやって文章も書く。それのどれもがヒットしているすごい人、と思っていましたが、実際のところはもっと複雑というか、スマートになんでもできてしまうわけではないらしいということがわかりました。

 

視力が悪いそうですが、それもまた個性だと考える人です。

 

視力の弱さは目が悪いということとは違う。それはその人に与えられたチャームポイントだ。そのチャームの集合体がその人であり、その人が生み出すものにダイレクトに影響を与える。せっかく自然に生まれた「感受性のチャームポイント」を矯正してしまうのはもったいない。

 

私は中学1年のときからメガネですが、こんなふうに考えたことはなかったです。

視力の悪さは矯正すべき弱点としか思えなかったですね。

まあ、見なくていいもの(家の中のホコリとか)が見えないのは都合いいことかもしれない、くらいのことは思ったことがありますが。

こういう考え方ができる人だからこそ、いろんな方法で表現できるのかもしれません。

 

この本、帯に「累計30万部」とありました。初めてのエッセイ集ですごいですね。

表現方法が変わると全く別の顔を見せるところが魅力のようです。