染めない生活

50代で毛染めを止めました。

エレガンスの十戒


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ファッションといえばフランス、おしゃれといえばパリジェンヌ、というイメージがありますね。

「暮らしのアート」(戸塚真弓 中央公論社)は、パリ在住の作者がフランス人の食やインテリアなどの暮らしについて書いたエッセイです。

エレガンスの十戒

作者は、資生堂のPR誌「花椿」の切り抜きを大事にとっていると言います。

それはジャクリーヌ・ドリュパックという女優さんが「エレガンスの十戒」について語ったもの。

 

①モデルが着たり、雑誌で評判になった服は決して選ばない。

②何が自分に似合うかをよく研究し、その基準を厳しく守る。

③最も大切なのは細部である。足にぴったりあった靴、気に入ったバッグを見つけたら、とことん使い、次も同じものを買う。

④似合わない服を十着とりかえるよりも、似合う服を十回着つづける方がいい。

⑤質の悪い十着寄り、質の良い一着を買う。

⑥旅は軽装に限る。ベーシックなスーツ二着とよそゆきのドレス二着で充分。ただし、どう組み替えてもすべてがマッチするものでなくてはならない。

⑦夜外出するときは、必ず化粧をしなおし、服もとりかえること。

⑧昔似合っていたからといっていつまでも同じような服装をしていると、流行遅れになる。

⑨お金がなくても、アイロンのかかったシーツと、きちんと整えられたベッドがあれば、最高に豊かな気分になれる。

⑩たとえ独り暮らしでも、自分自身のために美しくするよう心がける。

 

かなり昔のもののようですが、今でも通用する内容ですね。

「フランス人は10着しか服を持たない」で紹介されていた、フランス女性の生き方に通じるものがあります。

やはり昔も今も、フランス女性のおしゃれや生き方はお手本になるようです。

ジジ・ジャンメールの言葉

作者はジジ・ジャンメールという女優さんにインタビューした際のことを書いています。

当時もう60歳を過ぎていたのに、体や脚の美しさは年齢を超越していた彼女は、その美しさを維持するために食事制限と、毎日90分のダンスのレッスンを行っていたそうです。

作者が感嘆の声を上げると、「苦しみもなく美しくありたいなんて、ムシのいい話よ」と言ったとか。

 

作者に言わせると、他人のうっとりしたまなざしを浴びることでますます美しくなるのは人に限ったことではなく、家もそうだと言います。

 

人を招くたのしみを暮らしの中に取り入れると、家の美しさに対する普段の心構えが違ってくるからであろう。それが、自然と家の洗練につながってくる」

 

ということのようです。

人を招き招かれという習慣の根付いたフランスでは、だからインテリアも素敵なのでしょうか。