染めない生活

50代で毛染めを止めました。

「昔ながらの暮らしの知恵」


スポンサーリンク

昔ながらの暮らし方に興味があるので、クロワッサン別冊「昔ながらの暮らしの知恵」を読んでみました。

自分の手でつくることを大切にしている10人あまりの女性の暮らしぶりが紹介されています。

 

多くの人は味噌を作り、糠漬けをつけ、梅干しや生姜などの甘酢漬けをはじめとする保存食を作っています。

中でもいいなと思った人を紹介します。

 

保存食の研究

 

保存食の研究をしている黒田雪子さんは木造の一軒家に住み、「漬物部屋」には大小の瓶がずらり。

以前は茶道家の女性が住んでいたという築60年以上の家には茶室があり、庭には夏はミョウガやミツバ、秋にはムカゴ、アケビやモモ、柿など季節ごとの収穫もあるそうです。

田舎なのかと思いきや、東京の世田谷区、商店街の細い路地を入ったところにお住まいなんだそうです。

 

黒田さんの仕事は金継ぎ。蒔絵師に弟子入りして技術を磨いたそうです。

そのほかにも布のバッグの製作もしています。

使ううちに柔らかくなり風合いの出てくるバッグだそうで、ちょっと手に取ってみたいです。

 

町屋での暮らし

 

京都の町屋にご夫婦で住んでいるのは、料理研究家の森田久美さんです。

西陣織の工場兼住居だった町屋に、古道具店で見つけた扉や家具がぴったり合っています。

理研究家という仕事柄、ニンジンのパテやら生姜の甘酢漬け、ピクルスなどばかりでなく、グラノーラも手作りされるそうです。

普段の洗濯は手洗い、掃除は拭き掃除が基本だそうで、掃除機も洗濯機もあるけれどあまり使わないそうです。

でもそれほど大変そうではなく、好きでやっているようなところがいい感じですね。

 

食以外のことも知りたい

 

こうした人たちは昔の暮らしを実践したいというより、自分が心地よい、興味がある方向へ進んで行った結果、そうした生活になったように思います。

それを「昔ながらの暮らしの知恵」と呼ぶにはちょっと無理があるような。

もちろん、もっと年配の人も登場するのですが、どうしても自分に近い年齢の人の暮らしぶりに興味を持ってしまいますね(上記のお二人はたぶん私よりも若い人たちです)。

ほぼ食べることだけに偏った内容なのも残念。

 

昔ながらの昔っていつ頃のことを指すのでしょう。

私の感覚では戦前かなと思います。

終戦が1945年(昭和20年)で、もう72年前になります。それ以前の暮らしぶりを知っている人はどんどん少なくなっています。

私の明治生まれの祖母はもう亡くなっていますが、もっといろいろ教えてもらえばよかったと、今ごろになって後悔しています。