染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

ミステリーは読みだすと癖になる


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ミステリーが好きですが、読まなければ読まないでどうということもないのがこの手の本です。

 

しばらく遠ざかっていましたが、若竹七海作の葉村晶シリーズを読んで勢いがついて、ここのところの楽しみの一つになりました。

依頼人は死んだ」を皮切りに、「悪いうさぎ」「さよならの手口」と読み進んで、短編集「静かな炎天」を終えたところです。

 

シリーズが始まったころは20代後半だった葉村晶ももう40代になっています。

意外と年を取るのが早いと驚いたのですが、出版の間隔があいているので書く方にとってはこれが自然なのかもしれません。

 

お馴染みの顔ぶれ

 

前作と同様、仙川のシェアハウスに住みながら、ミステリー専門書店でバイトする傍ら探偵の仕事もしています。

今回はシェアハウスの人たちは顔を出しません。

 

その代り、お馴染みの何人かが登場します。

四十肩に悩まされる葉村をまったく気遣うことなく次から次へと仕事を振ってくる書店のオーナー、富山。

ちょっとした因縁のある、「東都総合リサーチ」の桜井。

長谷川探偵調査所で一緒に調査員をしていた村木など。

 

おいしそうな食べ物

 

食い意地が張っているのか、食べ物の描写が気になります。

「副島さんは言っている」では、葉村は店番をするときにサンドイッチを持参しています。

ブロッコリースプラウトと鶏胸肉とアボカドのサンドを食べ終わり、クリームチーズとブルーベリージャムをはさんだ黒パンを食べながらネットで調べた。

おいしそう。

鶏胸肉のほうはどんな味付けなんでしょうかね。

 

「聖夜プラス1」には、シュトレン(ドイツの菓子パン)が出てきます。葉村が焼いたものではありませんが。

ブランデーとドライフルーツ、それに焼けた小麦粉と砂糖をいりまじり、奇跡のような甘い香りが殺風景な警察署のオフィスに広がった。

私はシュトレンを見たこともないので、ちょっとピンと来ませんけど。

この短編ではシュトレンの描写より、葉村が書店のオーナー富山の指示に振り回され、行く先々で貧乏くじを引きつつ仕事をこなすさまが笑えます。

 

読んでいないミステリがやまほど

 

前作にもあった、「富山店長のミステリー紹介」がこの本にも載っています。

ミステリーが好きと言いながら、知らない本がいっぱいあるなとちょっとがっくり。

昔なら読んでいない本をリストにして一冊づつ読んでいこうとしたでしょうが、もうそんな気持ちは起こらず、そんな自分に驚きも感じます。

 

肩こり症なのは今に始まったことではない上に、眼も疲れやすくなってきました。

読書はこれ以上ないほどの楽しみですが、この先、長時間読むことが難しくなるのは目に見えています。

そろそろ他の趣味も見つけないと。