染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

こういう人をカッコイイと言うのかも


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お金を貯めるのは簡単なことではありません。それが5億円もの大金ならなおさら。

しかも、それを九州大学にポンと寄付した人がいるのです。

6/7付け朝日新聞「ひと」で紹介されていた、中本博雄さん(80)という人です。

 

中本さんとはこんな人

 

満州から終戦翌年に帰国します。

科学や数学が好きで、九州大学への進学をすすめられましたが、貧しかったので諦めます。

高校卒業後、父親が営む商店で働き、仕事の1つが設計図の複写でした。

静電気、元素の性質、設計などを独学して6年、何度も失敗した末に「静電気を使った任意反閇可能な複写装置」が完成します。

今のコピー機の元祖の1つとなったその装置は、アメリカでも日本でも特許を取りました。

 

1987年に製図や印刷の会社を福岡で創業、2004年に経営を次男に譲ります。

 

自分が行けなかった九州大学へ寄付したお金は奨学金になります。

無駄なお金を使うなら人にあげた方が生きる。財産ゼロという死に方をしたい。

と言っているそうです。

 

お金の使い方

 

自分が稼いだお金なんだからどう使おうと自分の勝手。

普通はそう考えます。

稼いで貯めることは大変だからこそ、好きな事に使いたいのは誰しも同じだと思います。

それなのに、寄付。

なかなかできることではありませんよね、5億円の寄付。

 

80歳という高齢だからできることという考えもあるかもしれません。

でも今は90歳100歳まで生きる人も珍しくない時代です。

もし病気になったらとの思いから、お金はいくらでも持っておきたいと思うものではないでしょうか。

 

もちろん、ご自分と奥様に必要なお金はしっかり確保されているとは思いますが、それ以外のものは子どもや孫に残してやりたいと思うのでは?

自分の会社を息子が継いでいるのだから、会社のために残したっていいし。

息子さんたちから文句は出なかったのでしょうか。

「寄付するくらいなら自分たちにくれればいいのに」って。

息子さん達は父親の考え方をよくわかっているのかもしれませんね。

 

ご自身の愛車は軽、築45年の自宅で奥さんとの二人暮らしだそうなので、おそらくそれほど贅沢な暮らしはされていないようです。

苦労して貯めたお金ですが、貧しくても勉学したい人が使えば何十年か後に生きると思うんです。

 

自分や家族のためという小さい範囲でなく、社会全体の将来のことを思っての寄付。

すごいことです。

世の中のお金持ちはこうあって欲しいと思います。

いえ、寄付する人は収入や財産の大小にかかわらずするんでしょうね。

私ももし5億あったら寄付したい。

……いや、わかりません。恥ずかしながら自信がない。自分(と家族)のことしか考えないかも。