染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

「やまと尼寺精進日記」丁寧な暮らしのお手本


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Eテレで月1回放映されている「やまと尼寺精進日記」。

奈良県桜井市にある音羽山観音寺でのご住職、副住職さん、お手伝いのまっちゃんの女性3人の暮らしを紹介している番組です。

6/24の「水無月楽し忙し梅雨近し」では梅雨前にしておかなくてはいけない仕事を片付けていきます。

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梅干しつくり

 

その一つが梅干しつくり。

完熟した南高梅で梅干しつくりをします。

おいしい梅干しにするには1年はかかる、とご住職。

梅干しと塩をかめに入れて、上がってきた白梅酢は少しとって置きます。

酢の物にしたり、夏場に傷みやすいご飯に少し混ぜて炊いたり、食あたりのときに少し飲むいいそうです。

 

白梅酢が上がったら、塩もみした赤紫蘇を梅と交互に入れます。

赤紫蘇を揉むのはまっちゃんの仕事。

握力30あると言っていましたが、それでも慈瞳さん(副住職さん)ほどではないんですって(副住職さん、どんだけ力強いんだか)。

 

予防注射

 

お寺で飼っている番犬3匹の狂犬病の予防注射もこの時期の仕事。

ずっとお世話になっている獣医さんがお寺まで来てくれます。

猫4匹の健康診断もしてもらいます(この日2匹は雲隠れ)。

 

獣医さんは鳥取の山奥生まれだそうで、お寺に来ると故郷を思い出しますと懐かしそうでした。

 

山道の草刈り

 

お寺までの山道の草刈りは里の人たちがやってくれます。

雨が降って草が一気に伸びる前に刈ります。

溝に溜まった枝なども取り除いておかないと、雨が降ると道に溢れてしまうそう。

 

暑い中、働いてくれた人たちにお寺で昼食がふるまわれます。

献立は、高菜の浅漬けの葉でくるんだめはり寿司(目を見張るほど口を大きく開いて食べるから、めはりというのだとか)、茸の炊き合わせや錦糸卵をのせた素麺、大根と柚子のシャーベット。

 

身の回りすべてのことにおいて丁寧

 

こうしてお寺の暮らしを見ていると、丁寧な暮らしというのは何も料理のことだけではないのだと気付かされます。

 

里からお寺までの山道は、ずっと昔、お寺に参ったおかげで目の病気が治った人がお礼にと整備してくれたそうです。

里の人たちにとっては、お寺のことで協力するのは当たり前のことなのですね。

 

お寺のほうでも、山の上で女性3人だけですべてやることはできないのだから、してもらえるところは人の手を借ります。

そこは変に遠慮したり、必要以上に申し訳なく思ったりしない。

そしてお寺のために何かしてくれる人たちに、手作りのものをふるまってお礼する。

 

私は、人づきあい=面倒、などと思ってしまいます。

近所の人とは浅い関係しか持っていない私から見ると、お寺のおつきあいは大変なような、羨ましいような。

 

丁寧な暮らしをする人は、周りの人々とのつきあいにおいても丁寧なのかもしれません。