染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

農業高校がいい感じ「銀の匙」


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肉や魚、野菜など食べるものはすべて店で買う。

生まれてからずっとそんな生活で、それが当たり前だと思ってきました。

しかし、当然ながら、店に出荷する肉や野菜を飼育・栽培している人がいるわけです。

銀の匙」を読むと、そうした仕事に就くべく勉強する農業高校での学園ライフを描いたマンガを読みました。

 

銀の匙Silver Spoon」(小学館)は荒川弘によるマンガ。

鋼の錬金術師」とは全く違った作品で、自身も農業高校出身&実家が酪農家という経歴をもとに描かれているようです。

 

ストーリー

 

主人公の八軒勇吾(はちけんゆうご)は勉強漬けの毎日を送っていたけれど中学受験に失敗し、担任に勧められて農業高校に入学します。

周りは酪農家の跡取りなど、自分の進路ややりたいことについてしっかり考えを持っている生徒が多く、やりたいことが一つもない自分を情けなく思います。

 

しかし、「頼まれたら嫌と言えない」性格の八軒は、周りに流されているように見えながら少しづつ経験を積み、手探りで将来への道を模索していきます。

 

石窯ピザ

 

たまたま校内のゴミ捨て場で石窯を見つけたことで、宅配ピザなど食べたことのない同級生(田舎のためデリバリー圏外)たちに頼まれてピザを焼く羽目になります(2巻)。

 

石窯の壊れたところは、農業土木工学科の先輩に直してもらい、森林科学科の友達に薪を調達してもらいます。

生地の小麦粉は農業科で栽培し、食品科で製粉したもの。

ベーコンは酪農科が育てた豚を食品科が加工。

トマト、アスパラガスなどの野菜は農業科で栽培。

畜産科の先生がこっそり作っているチーズを頼み込んで貰い受けます。

 

関わった生徒や先生たちみんなでピザを食べるシーンは、本当に楽しそう。

一から食べ物を作るのは、苦労の分だけ味も格別でしょうね。

 

農業高校っていいかも

 

酪農は本やテレビの中でしか知らず、こんな高校が存在することさえ知りませんでした。

読んだ感想としては(4巻までしか読んでいませんが)、農業高校での生活は「おもしろそう」というのと、「大変そう」とが半々です。

根性なしの私は1か月持たないのではと思いますが、ちょっと魅力を感じます。

 

机に向かっての勉強が苦手でも、こういった方面に興味のある生徒ならやりがいのある高校生活を送れるかもしれないなと思います。

普通に勉強して大学に行き、サラリーマンを目指す以外の道が当たり前にあったほうが、若い人が自分なりの生き方を見つけられるでしょう。

 

酪農ばかりでなく一次産業は後継者不足のところも多いでしょうから、高校からこんな道もあると知らせることは大切なのでは。

 

私もこんな高校があることを知っていたら、もしかしたら行きたかった、かも?