染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

自由に子どもをデザインできるなら


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息子が子どものころ、愚痴とも本音ともつかないことを言っておりました。

「俺は、親から悪いところばかり受け継いでる」と。

私に対して言っていたので、母親からの遺伝だと言いたかったようです。

 

息子の言い分

 

1.目が悪い

私は超近眼で息子もメガネ・コンタクト使用者です。対して夫はずっと1.5だった人。

 

2.天パ

私よりも癖の強い髪になった息子は、少し伸びると膨れて鳥の巣のようになります。

「早く散髪しないと鳥の卵産みつけられるよ」と言って切ることを急かしていました。

夫は直毛です。

 

3.足が短い

確かに足は短いですが、夫も短いです。したがって私だけの責任ではないはず。なのになぜ私に言う?

 

反対に、息子が受け継がなかった私の弱点もあります。

私は数学が弱く、高校もよく卒業できたと今でも冷や汗が滲む思いがするほど苦労しました。

いっぽう息子は工学部に進学しました。

 

また、子どものときから車酔いがひどくてバスが不安で遠足を楽しみにしたことなどない私に比べ、息子は遊園地の乗り物含め、乗り物酔いになったことがありません。

この二つは夫から受け継いだようです。

 

自由に選べるとしたら

 

しかしまあいくら文句言われたって、どんな子どもを生むかは母親の意のままにはなりません。

仮に自分が好きにデザインできるとしたら、どんな子どもを望むでしょうか。

 

知能、健康、人柄、運動神経、芸術的才能など、ざっくりといくつかの項目について合計で100%になるように割合を自分で選べるとしたら?

 

いくら頭がよくても人柄が悪ければ会社では生き辛いだろうとか、プロスポーツ選手になっても怪我したら終わりなので才能と健康は半々にしておこうとか。

きっと頭がハゲそうなくらい考えて悩みそう。

 

おそらく、気の小さい私は何か一つが突出した天才型を選ぶことは出来なさそうです。

もし〇〇になったら、という不安が大きすぎて、どの項目もゼロにならないように少しづつ選び、結果小さくまとまった人間になってしまいそう。

 

これは私自身が一芸に秀でたものを持っていないせいもあるかもしれません。

これさえあれば強い、というものがわからないのです。

強いて言えば健康でしょうか。平凡ですが。

 

でも、いくら考え抜いてデザインしたところで、自分と子どもは別人格。

どんな才能を用意したところで、親の気も知らないで好きにやるかもしれません。

バツグンの運動神経を持つようにしたのに、選んだのは竹細工職人とかね。

 

それでも本人が幸せならそれでいい。

親はきっとそう思うもの。

やっぱりどんな子どもが生まれるかは神さまにお願いした方がよさそうです。